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G3 裏話 その七

間が空いちゃいましたが、牙狼~闇を照らす者~第7話 「住 Dining」振り返りたいと思います!

まず、言わせてもらうと、こしげアクション監督デビュー回であります!
似たようなことは数々やってきましたが、一枚看板でアクション監督として名前が出るのはもちろんのこと、現場もアクションシーンを丸々仕切るのも初!の事でした!

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金田監督演出の、後ろに付きながらアクション的な部分はチェック!

第7話は満を持して、猛竜が鎧を初召喚する回で、尚且つ二人目の魔導ホラー登場回であります!ストーリーで言うならば、ボルシティの裏側がちょいと覗ける回でもあります…その辺は洲崎家の物語と共に金田監督がシュール且つスタイリッシュに描いてくれていたので、自分は安心して自分の撮りたいアクションに集中できました!

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まだアキレス腱切れて間もなく、装具着用にて現場をこなしています(笑)

アクション監督…やりたいようで、今まではやりたくなかったポジション…しかし、今回は受けました…アキレス腱切れちゃったから…っていうのはきっかけで、やりたいとは思ってはいたけど、今回が良いタイミングではないかと受けたから、やる以上は撮りたいアクションをちゃんと撮る!という覚悟で挑みました!

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なので、まだアキレス腱つながってなくても、ついつい自分で動いてアクション指導してしまいます(;´Д`ゞ

アクションがある回ではありましたが、後半の一か所にギュッと詰まった感じ。ここで魅せようと思ったのは、魔導ホラーの波動に苦戦するも、初回の鷲頭戦よりは前に出る流牙(牙狼)と、今回初の見せ場となる猛竜のアクションを、自分の大好きな80年代のジャッキー映画の勢いとテンポで魅せたいという事の二つでした。

大人の事情で言うと、CG側の予算やロケ地を借りる時間の制限などいろいろありましたが、自分が目指した80年代のジャッキー映画は、観れば観るほどCGもワイヤーもなく、それでいてパワフルで勢いがあって、本来自分がやりたかったアクションはこっちだ!と確信して、手を付けました。

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という訳で、熱も入り、アキレス腱はつながってないけど、自分で動いてアクション指導してしまうのです(; ̄∇ ̄ゞ

結果として、勢いのある、それでいて牙狼でもあるアクションに仕上がっていたと思います!自分としては、狙った効果は出せたと思える作品になりました!(;`∇´ゞ

ただ、最後のCG戦の部分は、自分NZに帰ってきてしまっていたので、モーキャプまでは撮って、あとは金田監督に仕上げはおまかせになってしまったので、申し訳ない&感謝です!自分がイメージした通りに仕上げてもらってました!CG部さんも共にありがとうございました!!

今回猛竜役の池田くんも、マカコや青竜刀振り回したり、立ち回りも頑張ってくれました!

そして流牙役の栗ちゃんも立ち回りは勿論、自力で刀持ってのバク転や、ワイヤーでのコークスクリューなども頑張ってもらいました!

白波役の水橋さんも、立ち回りが始まる直前まで「大丈夫かなぁ~?」などと言いつつも、迫力ある剣殺陣を披露してくれました!

そして、執事、メイドホラー役、そしてスタントマン演じる各職人ホラーたちも、こしげの要望に一生懸命に応えてくれました!本当にありがとうございました!!

結局、アクション監督といっても、監督は勿論、役者さん、スタントマン、カメラ、照明・・・いろんな部署の協力がなければ成り立たないというのも身に染みて感じました!

非常に良い経験をさせてもらったと思います。

これからも、がんばりまっす!(;`Д´/ ウォー!

                   こしげ なみへい

写真提供:仲宗根 美幸

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2013年06月01日 19:14に投稿されたエントリーのページです。

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